共演者のブログ

2018年4月からフリーランスでピアノを弾き始めた人のブログです。伴奏者や共演者をお探しの方は、ぜひ一緒に演奏しましょう。          【Mail】collaborate_piano@yahoo.co.jp

【雑談】ストリートピアノ

こんにちは。

今日は、ストリートピアノについてです。

ストリートピアノとは、

街中にピアノを置いて自由に弾いてください

というものです。

動画投稿サイトなどにたくさん載っています。

一人で演奏するのも楽しいですが、

その場で出会った人と即興で演奏できるのも

ストリートピアノの魅力だと思います。

 


【迫力の美音!】アメージンググレース チェロ&ピアノ

 

アメージング・グレースという選曲も

空間にぴったりで素敵ですよね。

その場に偶然居合わせた人で

一度きりの時間を共有できるのは、

本当に良いものです。

このようなサプライズはおもしろいですね。

 

 

また、日本だけではなく海外でも

このようなことが行われています。

ピアノだけではなくオーケストラでも

ストリートで演奏できるんですね。

 


A surprise performance of Ravel's Bolero stuns shoppers!

 

このような機会がどんどん増えたら良いなと

思います。

立ち止まって聴いてくださる方が居るのは

演奏者として、とてもうれしいことです。

あれやこれやと何かに追われることが多い

今の生活の中で、

このような空間に少しだけ身を置くのも

癒されて良いですね。

楽器の準備などは大変ですが

駅や空港や百貨店など、

人が集まる場所に違う世界を作り出すことは

とても魅力を感じます。

いつか、やってみたいですね。

【独唱】わたしと小鳥とすずと 解説

こんにちは。

まだ地震の心配がある毎日ですね。

私の家でも物が落ちてきました。

とにかく安全第一で生活するしかないです。

これ以上揺れないことを祈っています。

 

今日は、独唱版『わたしと小鳥とすずと』の伴奏を

解説します。

同じ詩ですが作曲は石若雅弥です。

合唱版もありますが、独唱版が手元にあったので

こちらを使用して解説します。

 鈴木憲夫作曲版とは違って

こちらも大好きです。

参考演奏はこちらです。

 

 

youtu.be

 

 

解説1

この曲の大変なところは

何といっても左手です。

9小節目までは両手で弾いても良いです。

10小節目から基本的には

右手と左手を楽譜に書いてある通り

弾いた方がよいです。

私は最初、11小節目から

2拍目裏と3拍目表を右手で

弾いていたのですが、

楽譜通り弾いた方が

右手のE♭ → D → C → B♭

の動きが綺麗につながります。

左手は、3拍目の裏の音は多少

抜けてしまっても大丈夫だと思うので

片手で8分音符を弾けるように

練習してみてください。

 

また、11小節目からは

各小節の調を感じて

丁寧に弾くところと

収めて弾くところを分けると、

流れを作ることができると思います。

右手と歌が近い音域にあるので

バランスも気を付けましょう。

 

 

解説2

間奏です。

曲の流れを止めないように

スムーズに流していきましょう。

歌い方と間奏の弾き方を合わせられると

より良いと思います。

また、左手の4分音符は

少し抜くイメージにして

後押しのようにならないよう

気を付けてください。

 

 

まとめ

いかがでしたか。

合唱版とはまた違った魅力がありますね。

「野ばら」という曲も

たくさんの作曲家によって作曲され

様々なパターンがあるようです。

興味がある方は、ぜひ調べてみてください。

 

次回は、合唱曲『A Whole New World』を

予定しています。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

【雑談】楽譜をめくるということ

こんにちは。

今日は、譜めくりについてのお話です。

 

伴奏をする時に必要なこと。

それは、楽譜をめくるということです。

自分でめくることができる場合もありますが、

多くの場合は、誰かにめくってもらいます。

私たちは、ピアニストならぬ

譜めくりスト」と呼んだりしますね。

 

学生であれば知り合いにお願いします。

そうでない場合は、初めて会う人に

お願いすることも珍しくはないです。

伴奏をする人は、たいてい、めくる前後は

覚えていることが多いので

よっぽど変なタイミングでめくらない限り

問題はないかと思います。

しかし、めくる側は

いろいろと気を遣いますね。

 

できるだけ姿を消すように・・・。

2枚めくらないように・・・。

リピート記号を見失わないように・・・。

静かなところでは音をたてないように・・・。

 

譜めくりストが居ない場合は、

自分でめくるわけです。

楽譜を縮小して張り付けたり、

一度に開くページを工夫したりと、

なかなか頭を使います。

自分で全てをするとなると、

ハプニングが起きた時に

対応できないことがあります。

室内でも空調の風で楽譜が飛んだり、

めくり損ねてしまうと大変です。

逆に、めくる人が居ても

ソリストが楽譜を飛ばして演奏した時、

伴奏者がそれに合わせたことに気付かなければ

全く違うページを開いたままになるわけです。

そのようなことは滅多にないのですが。

たまに、演奏を聴いていて見失う人は居ますね。

 

また、本番当日にお願いされて

楽譜を舞台で初めて見て、

それが現代曲のような見慣れない楽譜だと

大変です。

普段の練習では自分でめくることが

ほとんどなので、

めくる人はそれほど心の準備ができないのかも

しれません。

 

演奏会で睡魔に襲われた時は、

譜めくりストに注目してみては

いかがでしょうか。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

【合唱】私と小鳥と鈴と 解説

こんにちは。

今回と次回は『私と小鳥と鈴と』の伴奏を

解説します。

まず、鈴木憲夫作曲の合唱版を取り上げます。

楽譜は女声合唱を使用します。

演奏はこちらです。

 

youtu.be

 

解説1

8分音符と3連符が多く使われています。

女声合唱の場合は低音の支えがないので、

伴奏の左手で補いましょう。

また、ペダルを踏むと左手の動きが

分かりにくくなるので、

意識して弾くと良いと思います。

ただし、全ての音を丁寧に弾くと

重たい印象になるので、

この曲は、この点が難しいと思いました。

 

 

解説2

14小節目の「わたしのように」

18小節目の「U___」

は、ピアノと歌が似た、

もしくは同じ動きをしています。

無理に合わせようとすると

流れを乱してしまいますが、

このような所はそろった方が

綺麗に聞こえます。

 

 

解説3 

37小節目3拍目裏から、

A♭ → G♭ → F → B♭

という動きがあります。

一瞬ですが、とても素敵です。

ピアノとしては、たっぷり歌って弾きたい

ところですが、38小節目の歌が裏拍で入るので

ここでテンポが大きく動くと

逆効果になってしまうので、

テンポはそれほど揺らしたりせずに

音色や強弱の工夫で表現しましょう。

ペダルの踏み方ですが、

私は1拍ずつ踏み変えて

できるだけ手でつなげるようにしています。

38小節目までスラーがかかっているので

途中できれないように気をつけましょう。

 

 

解説4

最後の壮大なところです。

40小節目からある

全音符の G♭ や E♭ の低音は

豊かな響きでピアノの右手や歌を

支えられるようにしましょう。

 

45小節目の終わり方ですが、

私は余韻を残したいので

ペダルを少しだけ長めに踏んでいます。

ホールの上まで音が満たされるような

イメージです。

 

 

まとめ

いかがでしたか。

有名な詩を合唱にすると

違った見方ができそうですね。

新鮮な気持ちで聞くことができます。

 

次回は、独唱曲『わたしと小鳥とすずと』を

予定しています。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

【ドレミパイプ】ドレミの歌

こんにちは。

今日は、伴奏の解説ではありません!

 

ドレミパイプ/Boomwhackers -HOSCO-

 

こちら、ドレミパイプです。

赤がド、橙がレ……

という風に、

ひとつのパイプで一つの音を出すことができます。

たたけば音がなるので

子どもでも楽しく安全に使うことができます。

一人が1~2本を持って、

自分が担当する音のタイミングでたたいて、

複数人で演奏することが多い楽器です。

プラスティック製で管理も簡単で、

壊れにくいことも便利な点です。

これを、一人で演奏してみました。

大学で空いている時間があったので

偶然見つけたドレミパイプ

一人で演奏できないかという思い付きで

挑戦してみました。

 

 

youtu.be

 

 

演奏してみて分かったことは

やはり一人で演奏するのは難しいです。

慣れるまでに時間がかかりました。

これを極めるとこんな演奏ができるんです。

 

youtu.be

 

何回見てもワクワクしますね。

本当に楽しそうです。

ぜひ、このような演奏がしてみたいです。

興味がある人が居たら

ぜひ教えてください!

1oct.分のドレミパイプはプレゼントで頂いたので

自分の楽器があるんです。

このまま眠らせるわけにはいきませんね。

 

いかがでしたか。

他にできそうな曲があったら

挑戦してみますね。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

【独唱】かびしいカシの木 解説

こんにちは。

今日は、独唱版『さびしいカシの木』の伴奏を

解説します。

 この曲は、「愛する歌」という歌曲集の中の

一曲です。

作詞/やなせたかし、作曲/木下牧子

という、有名なお二人の作品です。

今回は、独唱(ソプラノ)の伴奏を

解説します。

参考演奏はこちらです。

 

 

youtu.be

  

解説1

とても爽やかで柔らかな前奏から始まります。

2小節目に松葉クレシェンド(<)が

書かれています。

そこで、その前のフレーズを

少し収めるように弾くと、

クレシェンドが活きます。

強弱で考えるよりも、

4小節の間で、どのような世界を

イメージするのかというところから考えると、

より素敵な前奏になると思います。

 

 

解説2

歌が入って2小節目は長調ですが、

3小節目は短調になっています。

歌詞も「さびしい」となっているので、

この和音をしっかりと感じることが大切です。

 

 

解説3

次は、17~19小節目に注目します。

18小節目でfになり歌へとつなげます。

ディミヌエンドがかかるのは

19小節目の3拍目からなので、

19小節目の2分音符を

あまり収めすぎないように意識しましょう。

2分音符で柔らかい世界を作り出せると

良いと思います。

 

 

解説4

24~26小節は、

他にない雰囲気を持っています。

アルペジオの速さと音色を研究しましょう。

G → A → Cm というコードが

音色の研究の参考になると思います。

 

 

まとめ

いかがでしたか。

木下牧子さんは素敵な曲をたくさん

書かれているので、今後も取り上げたいと

思っています。

やなせたかしさんは、アンパンマンで有名ですね。

毎年たくさんの曲と出会いますが

まだまだ知らない曲はたくさんあるので、

この解説を通して

新たな曲を知る機会になると嬉しいです。

 

次回は、『私と小鳥と鈴と』を予定しています。

これは2回にわたって扱いたいと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

【雑談】憧れの曲

こんにちは。

いつもはパソコンで書いていますが

今日は携帯からです。

特に変わることはありませんが…。

 

さて、みなさんは憧れの曲や

いつか弾いてみたい曲が

ありますか。

演奏会に行くと

素敵な曲に出会って

挑戦したいと思い楽譜を買うと、

想像より難しかったりすることが

私はあります。

 

大学に入った時は

ショパンのバラード1番が弾きたくて

毎日練習していました。

どの旋律も魅力的で大好きです。

最近はベートーヴェンソナタ

好きです。

特に月光ソナタ

高校の時からずっと弾いています。

あのスピード感が弾いていても

楽しいです。

1,2楽章も暗譜して弾きたいなと

最近思い始めました。

そして、バッハも1年ほど前から

たまに弾くようになりました。

小学生の頃は苦手で

ほとんど弾いてこなかったのですが、

大人になって改めて取り組むと

和声や旋律にすごく惹かれます。

リストやディティユーの曲も

たくさん弾きたいなと思います。

 

弾いてみたい曲というのは

本当にたくさんありますが、

人生で全てを弾くのは

なかなか難しいです。

ピアノは音がたくさんあるので

とにかく練習に時間がかかりますよね。

でも、その分、曲と向き合える時間は

長いと思うので、

その曲をどんどん好きになれます。

 

みなさんは、

好きな曲や作曲家はいますか。

ぜひ教えてください。