【合唱】旅立ちの日に 解説
こんにちは。
今日は、合唱曲『旅立ちの日に』の伴奏を
解説します。
とても有名な合唱曲です。
より素敵な伴奏ができるように考えました。
演奏動画は、こちらを参考にしてください。
解説1
まずは前奏です。
1小節目から2小節目に移る時、
Fの音が連続で出てきます。
これは、スムーズな流れの中で
演奏できるようにしましょう。
気を抜くと、つっかえてしまうので
注意するところです。
また、4小節目にmpからmfへの
松葉クレシェンド(<)があります。
前奏と間奏にはありますが、
後奏には、このクレシェンドはないので
違いを付けられると良いと思います。
8小節目を見ると、
コードは、F sus4になっています。
私は、この小節を一つのペダルにすると
濁りが気になるので、
左手は弾いた音を押さえたままにして
3拍目のAの音でペダルを踏み変えます。
好みかもしれませんが、気になる方は
そうしても良いかもしれません。
前奏・間奏・後奏の全てに共通しますが、
ペダルはしっかりと上げて
音が濁らないようにすることが重要です。
しっかりと、音を確認しながら練習してください。
解説2
歌が「今 別れのとき」と入る2拍前の
リズムが意外と難しい気がします。
上手くノリよく演奏できると良いですね。
また、Piu mossoからは、
右手も左手も和音が変わった時の動きを
出せると綺麗に聞こえると思います。
左手で言えば、E♭→D→G→Fの動きです。
イメージは、動画を見てください。
解説3
後奏についてです。
2カッコ2小節目3拍目から
F7 → B♭9 という動きがあります。
低音のFを弾いた後に
後奏は左手も高い音域を演奏するので、
普通にペダルを踏み変えるだけでは
Fの音が少し残ることがあります。
その場合は、しっかりとペダルを上げて、
1拍目は指で押さえておいて
2拍目からペダルを踏むと、
濁らずに綺麗な音を聞かせることができます。
動画では、そのようなペダルにしています。
気になる方は、挑戦してみてください。
まとめ
いかがでしたか。
音が濁らずに透明感のある伴奏ができると
より素敵な演奏になると思います。
伴奏を弾いていても、
つい歌いたくなる曲ですね。
最近の卒業式でも歌われるのでしょうか。
ポップスの曲が人気ですが、
このような曲も、ぜひ歌い継がれて欲しいです。
ちなみに、私は小学校の卒業式で
この曲を歌いました。
大好きな曲です。
みなさんは、どんな曲を歌いましたか。
良ければ、コメントで教えてください。
次回は、合唱曲『そのままの君で』を
予定しています。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。