共演者のブログ

2018年4月からフリーランスでピアノを弾き始めた人のブログです。伴奏者や共演者をお探しの方は、ぜひ一緒に演奏しましょう。          【Mail】collaborate_piano@yahoo.co.jp

【合唱】混声合唱のための唱歌メドレー『ふるさとの四季』 解説➁

こんにちは。

今回は、前回の続きを解説します。

参考演奏はこちらです。

 

 

www.youtube.com

 

 

◆鯉のぼり(3:34~4:42)

はつらつとして元気よく弾きましょう。

基本的に4分音符で動きます。

音が短くなりすぎると

和音が聞こえなくなり。

丁寧に弾きすぎると重たい印象になります。

適切な長さを見付けて弾きましょう。

また、符点のリズムが右手にあります。

リズムが乱れやすいと思うので、

どの運指が一番弾きやすいのか

個人で研究してみてください。

 

 

◆茶摘(4:43~5:48)

2拍子のカウントになっているので

大きく拍子をとるようにしましょう。

右手にはスタッカートとテヌートがあり

リズムに特徴があります。

しっかりと活かしましょう。

また、左手に注目すると

歌とは別の旋律が隠されているように

私は思います。

比較的弾きやすと思うので

左手の動きの面白さも表現できると

より良いと思います。

最後の音は、次の曲につながる

重要な音なので、

強弱と音色を大切にしてください。

また、歌とのタイミングも

しっかりと合わせてください。

 

 

◆夏は来ぬ(5:49~7:06)

曲の変わり目に // があります。

ここで、気持ちを新たにして

新しい世界を作りたいです。

最初の1小節のスラーは

ペダルを踏んでいても、

指でレガートにしてください。

この前奏で、すっきりとした夏が

引き出されるようにできると良いです。

16分音符の動きになるので

重たくならず常に前に向かって

よどみなく進んでいくように、

特に右手を意識しましょう。

トリルをどのように表現するのか、

考えてみると楽しいです。

速度や強弱など、

工夫できるポイントはあるので

ぜひ挑戦してみてください。

 

 

◆われは海の子(7:07~8:04)

2拍子を感じましょう。

裏拍で入るところがあります。

タイミングが難しいですが、

出遅れるとテンポ感も重たくなるので、

音の長さと共にタイミングも

練習が必要です。

また、合いの手のように入るところも

数か所あります。

それほど難しい部分ではありませんが

遅くならないように気をつけたいです。