【合唱】こどものための合唱組曲『チコタン』 解説➁
こんにちは。
今回は、前回の続きを解説します。
参考演奏はこちらです。
〔2〕プロポーズ(1:33~2:49)
この曲は、テンポが落ち着いており
気を抜くとリズムが乱れやすくなっています。
左手の8分音符の動きはもちろん、
右手の合いの手の16分音符も気を付けましょう。
前奏は右手でCisとDの半音を同時に弾くので
バラバラしない方が良いです。
歌が入ってからは、
クレシェンド・デクレシェンドが
2小節単位で書かれています。
歌の強弱の変化の程度に合わせて
演奏できると効果的です。
間奏ですが、
右手の16分音符を正確に弾くには
少し意識する必要があるかもしれません。
テンポが走ってしまわないように
丁寧に練習すると落ち着いたテンポでも
流れは作れそうです。
最後1小節の16分音符も
ポイントです。
下降なのでリズムが乱れやすくなっています。
私は左手も使って弾きました。
スラーが書いてあるので、
両手で演奏する方が良いかなと思います。
最後の音ですが、
軽く少しかわいらしく終わっても
良いかと思います。
重たくならないようにだけ
気を付けましょう。