【雑談】JASRAC
こんにちは。
今回は、ニュースになっている
JASRACの潜入捜査について
ふれてみようと思います。
JASRACとは、
音楽を使用する際に生じる
著作者への著作権料支払いなどを
管理している、
日本音楽著作権協会です。
著作権料とは、
著作者などが申請した曲を
他の人が演奏する場合に発生するものです。
また、著作者の死後50年間は
使用料が発生するという規則がありました。
それが、昨年から70年になりました。
詳細は文化庁をHPを参照してください。
今回の問題は、
音楽教室で曲を使用する場合、
JASRACが管理する曲には
使用料が発生するというもので、
そのルールに違反していないか
JASRACの職員が潜入捜査をしていた
ということでした。
音楽教室でのレッスンをする/受けるだけで
使用料が取られるということでしょうか。
発表会をするのであれば、
使用料を払うのは
分からなくもないですが、
学びの場での発生はどうなんでしょうか。
学校教育では基本的には、
著作物の引用などで使用料は発生しません。
音楽教室も似たような性質をもつと思います。
私も音楽の仕事をしているので、
作曲家や作詞家が生きていくには
そのような徴収もやむを得ない
というのは分かりますが、
使用する場所がどのような性質をもつのか
ということは考慮するべきだと思います。
使用料徴収については
これからも課題になりそうですね。
半年前に出版された
著作権などについての書籍で、
情報も最新のものを使って
読みやすかったので、
興味ある方は読んでみてください。
音楽はどこへ消えたか? 2019改正著作権法で見えたJASRACと音楽教室問題
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みなさんは、どう考えますか。
意見をお聞かせください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。