共演者のブログ

2018年4月からフリーランスでピアノを弾き始めた人のブログです。伴奏者や共演者をお探しの方は、ぜひ一緒に演奏しましょう。          【Mail】collaborate_piano@yahoo.co.jp

【雑談】安倍総理とオペラ

こんにちは。

今年も大型連休がきました。

残念ながら

外出して楽しむことはできませんが、

身近で楽しめることを探して

引き続き頑張っていきましょう。

 

さて、今回は

安倍総理とオペラについてです。

この二つには共通点があるのですが

何か分かりますか。

それは、

どちらもプロンプターが存在する

ということです。

プロンプターとは

次の2つの意味があります。

 

①原稿・文章を電子的に表示する装置。
②舞台の陰で台詞をつける人。

 

①は、安倍総理が会見をする時に

左右に置いています。

f:id:music18instruments:20200427163838p:plain

 

左右にガラスのようなものがありますが、

総理側からは文字が見えるようになっていて

聞き手を見ながら話すことができます。

www.youtube.com

 

②は演劇やオペラなどの役割の一つです。

今回はオペラの場合について

取り上げます。

舞台の一番前中央に

プロンプターボックスがあり、

ここからキャストに台詞を飛ばしたり

指揮者の役割を担ったりします。

f:id:music18instruments:20200427164213p:plain

 

次にモーツァルト魔笛』の一部の動画を

載せます。

左下にプロンプターボックスがあり、

1分頃に歌を指揮するプロンプターの腕が

映っているのが分かります。

www.youtube.com

 

では、どのように仕事をしているのか

見てみましょう。

プロンプターの仕事は

舞台側からしか分からないので、

動画が残っているのは

とても貴重だと思います。

現在、ネット上でプロンプターの仕事を

見ることができるのは

この動画だけではないでしょうか。


Colleagues

 

プロンプターボックスを嫌う演出家も居るので

全ての舞台で

プロンプターが居るわけではありません。

完全に裏方ですが、

様々な人が関わって

一つの舞台が出来ていることは

間違いないことですね。

早くオペラが観に行けるようになることを

祈っています。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。