共演者のブログ

2018年4月からフリーランスでピアノを弾き始めた人のブログです。伴奏者や共演者をお探しの方は、ぜひ一緒に演奏しましょう。          【Mail】collaborate_piano@yahoo.co.jp

【雑談】楽譜をめくるということ

こんにちは。

今日は、譜めくりについてのお話です。

 

伴奏をする時に必要なこと。

それは、楽譜をめくるということです。

自分でめくることができる場合もありますが、

多くの場合は、誰かにめくってもらいます。

私たちは、ピアニストならぬ

譜めくりスト」と呼んだりしますね。

 

学生であれば知り合いにお願いします。

そうでない場合は、初めて会う人に

お願いすることも珍しくはないです。

伴奏をする人は、たいてい、めくる前後は

覚えていることが多いので

よっぽど変なタイミングでめくらない限り

問題はないかと思います。

しかし、めくる側は

いろいろと気を遣いますね。

 

できるだけ姿を消すように・・・。

2枚めくらないように・・・。

リピート記号を見失わないように・・・。

静かなところでは音をたてないように・・・。

 

譜めくりストが居ない場合は、

自分でめくるわけです。

楽譜を縮小して張り付けたり、

一度に開くページを工夫したりと、

なかなか頭を使います。

自分で全てをするとなると、

ハプニングが起きた時に

対応できないことがあります。

室内でも空調の風で楽譜が飛んだり、

めくり損ねてしまうと大変です。

逆に、めくる人が居ても

ソリストが楽譜を飛ばして演奏した時、

伴奏者がそれに合わせたことに気付かなければ

全く違うページを開いたままになるわけです。

そのようなことは滅多にないのですが。

たまに、演奏を聴いていて見失う人は居ますね。

 

また、本番当日にお願いされて

楽譜を舞台で初めて見て、

それが現代曲のような見慣れない楽譜だと

大変です。

普段の練習では自分でめくることが

ほとんどなので、

めくる人はそれほど心の準備ができないのかも

しれません。

 

演奏会で睡魔に襲われた時は、

譜めくりストに注目してみては

いかがでしょうか。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。