共演者のブログ

2018年4月からフリーランスでピアノを弾き始めた人のブログです。伴奏者や共演者をお探しの方は、ぜひ一緒に演奏しましょう。          【Mail】collaborate_piano@yahoo.co.jp

【演奏会】管弦打研究室ソロ研究発表会 in 大阪音楽大学

こんにちは。

先日、大阪音楽大学で行われた

管弦打研究室ソロ研究発表会に行きました。

今回はサックスとユーフォニアム専攻の

大学院生の演奏ということで、

とても濃い発表会でした。

 

どちらも、まだ最近の楽器なので

現代的な音の使い方をしていたり

特殊奏法を用いたりと、

クラシックとは一味違った曲が

多かったと思います。

 

ピアノはプロの方がしていたので、

特にすごかったです。

とても刺激を受けました。

無料で聴くことができたので

お得です。

私の家から行くには

少しだけ遠いのですが、

とても勉強になるので

これからも行きたいです。

 

少しだけプログラムを紹介しておきますね。

サクソフォン

E.グレグソン:サクソフォン協奏曲

P.ルル―:SPP

 

ユーフォニアム

G.ジェイゴブ:幻想曲

E.ボッカラーリ:幻想協奏曲

 

 

初めて聴く曲がほとんどでしたが、

とても楽しかったです。

サックスで、フランクのヴァイオンリン・ソナタ

演奏している方がいました。

個人的にこの曲はチェロ版が一番好きです。

特に4楽章が好きです。

チェロといえばヨーヨー・マでしょうか。


Franck : Sonata (Yo-Yo Ma)/フランク・ソナタ (ヨーヨー・マ)

 

次回は、

別の楽器の演奏も聴きに行けたらと

思っています。

今年、もう一つ行くことにしているので

また記事にしますね。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

【合唱】こどものための合唱組曲『チコタン』 解説⑥

こんにちは。

今回は、前回の続きを解説します。

なお、今回の演奏は9:17~11:00です。

参考演奏はこちらです。

youtu.be

 

〔5〕だれや!?(5:52~11:00)

Andantino,dolento からは、

気持ちを切り替えて

寂しさはありつつ温かい音色で演奏すると

良いと思います。

次第に短調になることも

忘れずに覚えておきましょう。

 

Adirato の2小節目は急な mf です。

この強弱の変化は必ず付けて

意表を突きましょう。

 

Marciale,Duramente は、

少しずつ速くなるので

トリルで遅くならないように

気を付けましょう。

 

最後は16分音符や sff

劇的な終わりをむかえます。

全てを効果的に表現できるように

練習してみてください。

 

いかがでしょうか。

6回にわたって解説しました。

この曲は、5曲で1曲なので

曲のつなぎ方や間も大切です。

指揮者の方と相談しながら、

物語を作っていけると

楽しいのではないでしょうか。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

【演奏会】地歌・箏曲演奏会

こんにちは。

先日、京都で開かれた

地歌箏曲演奏会に行ってきました。

大学で履修した和楽器の先生の門下が

この時期に開いている演奏会で

毎年招待していただいています。

卒業してからも案内していただけるのか

少し気になっていましたが、

和紙のような高級感ある封筒が

ポストに入っていたので

嬉しかったです。

 

七福神』という曲から始まりました。

この曲は私も大学で演奏したことがあり、

「弁天一人をなぜほめた」というフレーズが

ずっと頭に残っており、

懐かしいなと思いながら聴いていました。

箏と三味線で10曲披露されて

3時間ほどの演奏会は締めくくられました。

普段はクラシックばかりなので

少し不思議な感じがしましたが、

全く違う世界に浸るのも楽しいです。

 

最近は学校で和楽器を教えることが

決められているので、

小学校のうちから触れることができるようです。

私は高校で初めて箏を演奏しました。

リコーダーのように一人に一面とは

なかなか ならない気がしますが、

小さい頃から色んな種類の音楽を知ると

興味の幅も広がると思います。

年に1回ですが

毎年楽しみにしているので

これからも案内していただければ

ぜひ行きたいです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

【合唱】こどものための合唱組曲『チコタン』 解説➄

こんにちは。

今回は、前回の続きを解説します。

なお、今回の解説は5:52~9:16です。

参考演奏はこちらです。

youtu.be

  

〔5〕だれや!?(5:52~11:00)

前の曲とは全く違う曲想です。

前奏は寂しさを感じますね。

左ペダルを使って

くぐもった音を表現してみてはどうでしょうか。

また、4小節目のトレモロ

前奏のテンポ感にあった速度でしましょう。

 

私の感覚として

短調は、より調性を感じると

気持ちが入って弾きやすくなります。

5小節目からは

2拍単位で小さな波があると思います。

まずは、それを感じてみてはどうでしょうか。

 

Poco piu mosso 2小節目のアルペジオ

少しゆっくり目に弾いています。

好みですが、歌詞の内容から

やりきれない思いを

表現できればと思いました。

 

4・5小節目に

クレシェンド・デクレシェンドがあります。

この形が3回出てくので

クレシェンドの到達音量を工夫すると

面白いです。

 

Pesante は、

強弱をしっかりしけて

演奏しましょう。

オクターブのところは

両手で弾くとバランスや音色を

整えやすくなるかもしれません。

 

Parlando は、最後4小節が大事です。

衝撃を与えるようにして

コンチェルトを弾いているイメージが

出来そうですね。

【試験】声楽 伴奏

こんにちは。

7月になりますが

大学で後輩の声楽の試験の伴奏を

してきました。

イタリア歌曲やオペラのアリア・2重唱が

課題になっており、

久しぶりに大学のピアノを弾きました。

4年間でたくさん触れてきたピアノですが、

1年、2年と経てば

出来ることが増えているかなと感じます。

 

www.youtube.com

 

www.youtube.com

 

今回は2回のレッスン・1回のリハーサルで

試験という感じでした。

仕事としての伴奏は、

学生の時以上に曲と向き合って

より良い伴奏ができるようにと

心がけています。

もちろん、することは同じですが

自分自身も更に成長したいので

準備や吸収に、より強い思いが

出てきたかなと思います。

 

声楽の伴奏が最も多いですが、

毎回新しい曲に出会えて

楽しさが倍増です。

後輩たちの頑張っている姿を見ると

まだ練習などで大学に行くことは多いものの

どこか懐かしさを感じます。

 

女性の声楽の先生から依頼をいただくので、

極稀にしか男声の伴奏をすることがありません。

まだ知らない世界があると思うと

男声の伴奏もたくさんしたくなります。

 

まだ近い範囲でしか活動できていませんが、

依頼していただければ

楽器などの伴奏もしたいので

ぜひお声かけをお願いします。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

【合唱】こどものための合唱組曲『チコタン』 解説④

こんにちは。

今回は、前回の続きを解説します。

参考演奏はこちらです。

youtu.be

 

〔4〕こんやく(4:43~5:51)

前奏の右手の16分音符が

転ばないように気をつけましょう。

前の曲が短調だったので

明るい音色で始められると

より良いです。

 

2小節が小さい単位になるので

伴奏も2小節単位で

強弱などを上手く使って

音の方向性を示すと

流れが出来ると思います。

 

15小節目の合いの手のような

3連符は音がしっかりと聞こえるようにして

つまらないように気を付けましょう。

 

17小節目からは

左手の音が飛んで弾きにくいところです。

左右の手を楽譜通り弾くのではなく

左手の部分を右手も使って弾くことで

問題は解決できます。

どのようにとるかは色々試してみてください。

分からない場合はコメントしてもらえれば

私の弾きやすい取り方は

お伝えできると思います。

良ければ参考にしてください。

 

最後の16分音符が

意外に弾きにくかったです。

これは楽譜通り弾くのが

一番良いかなと思います。

工夫点を挙げるとすれば、

手首や腕の角度で

弾きやすいポイントがあるので

それを見付けることです。

こればかりは練習ですね。

 

最後の音ですが

左手の移動があるので

左手の準備ができるまで

ほんの少しだけ

待っても良いと思います。

参考演奏でも

若干ですが隙間があります。

ただし、

その前が16分音符で動いており

テンポが分かりやすいので

あくまでも流れの中で

上手く準備をすることが必要です。

【雑談】トロンボーン ヴェニスの謝肉祭

こんにちは。

今回は、先週に続いてトロンボーンの曲です。

先週の記事はこちらです。 

music18instruments.hatenablog.com

 

トロンボーンで以前からやりたい曲があります。

それが、こちらです。

 

www.youtube.com

 

ヴェニスの謝肉祭です。

演奏を聴くと とにかくトロンボーンが難しいです。

これはなかなか奏者を探すのも大変そうです…。

アーバンの最後の方に載っているようですが、

ピアノ伴奏がないので残念てす。

また、これと同じ伴奏がどこにあるのか

いまいち分からずといった感じです。

別の伴奏譜は販売されているようですが。

 

変奏曲になっていて、

トロンボーンの技術がとても発揮できて

聴きごたえもあるので大好きです。

しかし、トランペットで演奏されることが

多いかな、という気がします。

 

www.youtube.com

 

楽器が変われば音色も違って

この演奏も好きです。

後半に向けて難しい変奏になるので

テンションがどんどん上がります。

いつか、この曲で共演できる日がくることを

楽しみにしています。

 

トロンボーンのCDはこちらを持っています。 

トロンボーンとピアノのためのフランス音楽

トロンボーンとピアノのためのフランス音楽

 

実は、この中にもやりたい曲がたくさんあります。

ソリストを募集したら

どなたか居られますか。

実は某演奏会で出演者を募集しているので

それに出てみたいと思っていたりしています。

ぜひ一緒に演奏しましょう。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。