【合唱】こどものための合唱組曲『チコタン』 解説➄
こんにちは。
今回は、前回の続きを解説します。
なお、今回の解説は5:52~9:16です。
参考演奏はこちらです。
〔5〕だれや!?(5:52~11:00)
前の曲とは全く違う曲想です。
前奏は寂しさを感じますね。
左ペダルを使って
くぐもった音を表現してみてはどうでしょうか。
また、4小節目のトレモロは
前奏のテンポ感にあった速度でしましょう。
私の感覚として
短調は、より調性を感じると
気持ちが入って弾きやすくなります。
5小節目からは
2拍単位で小さな波があると思います。
まずは、それを感じてみてはどうでしょうか。
Poco piu mosso 2小節目のアルペジオは
少しゆっくり目に弾いています。
好みですが、歌詞の内容から
やりきれない思いを
表現できればと思いました。
4・5小節目に
クレシェンド・デクレシェンドがあります。
この形が3回出てくので
クレシェンドの到達音量を工夫すると
面白いです。
Pesante は、
強弱をしっかりしけて
演奏しましょう。
オクターブのところは
両手で弾くとバランスや音色を
整えやすくなるかもしれません。
Parlando は、最後4小節が大事です。
衝撃を与えるようにして
コンチェルトを弾いているイメージが
出来そうですね。