共演者のブログ

2018年4月からフリーランスでピアノを弾き始めた人のブログです。伴奏者や共演者をお探しの方は、ぜひ一緒に演奏しましょう。          【Mail】collaborate_piano@yahoo.co.jp

【合唱】こどものための合唱組曲『チコタン』 解説①

こんにちは。

今回は、こどものための合唱組曲『チコタン』

の伴奏を、6回に分けて解説します。

この曲は、「ぼく」が好きな人「チコタン」のことを

歌う内容です。

歌詞は関西弁で書かれており、

とてもインパクトの強い曲です。

参考演奏はこちらです。

 

youtu.be

 

〔1〕なんでかな?(0:05~1:33)

「ぼく」と「チコタン」の登場です。

人物紹介のような歌詞です。

前奏は軽く弾いて、アクセントも付けますが

重たくならないようにしましょう。

 

4小節目からも軽く刻むようにして

リズム感やノリで明るく幕開けできると

良いです。

 

11小節目と12小節目の装飾音符は

2つの音がくっつき過ぎない方が良いと思います。

 

17小節目からは、2拍ごとに動くので

強弱で音の方向性を作ると面白いです。

 

25小節目からはワルツのような感じ方で、

テンポがゆっくりですが重たくならないように

気をつけましょう。

 

43小節目では、次第に速くなったものが

急に止まるので、動きも止めて

時間が一瞬止まったことを表現すると

面白いと思います。

 

46小節目は、5つの音をしっかり弾く

というよりも、小指を軸にして

脱力するイメージで弾くと良いと思います。

また、音は流れ過ぎず一つ一つは聞こえる方が

綺麗だと思います。

 

最後2小節は、右手の F → C → B♭ を

確実に弾きましょう。

最後の低音は私は両手で弾いて sf を表現しました。