【合唱】こどものための合唱組曲『チコタン』 解説①
こんにちは。
今回は、こどものための合唱組曲『チコタン』
の伴奏を、6回に分けて解説します。
この曲は、「ぼく」が好きな人「チコタン」のことを
歌う内容です。
歌詞は関西弁で書かれており、
とてもインパクトの強い曲です。
参考演奏はこちらです。
〔1〕なんでかな?(0:05~1:33)
「ぼく」と「チコタン」の登場です。
人物紹介のような歌詞です。
前奏は軽く弾いて、アクセントも付けますが
重たくならないようにしましょう。
4小節目からも軽く刻むようにして
リズム感やノリで明るく幕開けできると
良いです。
11小節目と12小節目の装飾音符は
2つの音がくっつき過ぎない方が良いと思います。
17小節目からは、2拍ごとに動くので
強弱で音の方向性を作ると面白いです。
25小節目からはワルツのような感じ方で、
テンポがゆっくりですが重たくならないように
気をつけましょう。
43小節目では、次第に速くなったものが
急に止まるので、動きも止めて
時間が一瞬止まったことを表現すると
面白いと思います。
46小節目は、5つの音をしっかり弾く
というよりも、小指を軸にして
脱力するイメージで弾くと良いと思います。
また、音は流れ過ぎず一つ一つは聞こえる方が
綺麗だと思います。
最後2小節は、右手の F → C → B♭ を
確実に弾きましょう。
最後の低音は私は両手で弾いて sf を表現しました。