【合唱】混声合唱のための唱歌メドレー『ふるさとの四季』 解説③
こんにちは。
今回は、前回の続きを解説します。
参考演奏はこちらです。
◆村祭(8:05~9:12)
出だしから印象的なリズムです。
どの音を聞かせたいのか
あらかじめ決めておく必要があります。
速いテンポでリズミカルなので
刻むだけにならないように、
どのようなバランスで
弾きたいのかを考えておきましょう。
私の場合、最初はDの音が
常に聞こえるように意識しています。
両手になったところは
動いている音があるので、
ヒントになりますね。
太鼓の「ドン」という音と
「カン」という音の両方が
伴奏には出てくると思います。
自分が太鼓をたたくことを
イメージすることで
ピアノを打楽器として
演奏できるかもしれませんね。
◆紅葉(9:13~10:57)
再び // が書かれています。
前の曲が終わってから
どのようにして場面転換するのかは
伴奏者が考えるべきことです。
私は動画のようなイメージを持っています。
前奏から音色を変えましょう。
また、アルペジオの速度も
曲の印象を大きく左右するので
研究してください。
速度の変化も楽譜に書かれていますが
どの程度するのかは
しっかり計画を立てておく必要があります。
あたたかい音の中に
意思をしっかり持っておきましょう。